防犯カメラの映像は証拠能力がある?解説します!

2022/09/12

「防犯カメラの映像は証拠能力があるのだろうか。」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、防犯カメラの映像を証拠として利用できるのかについてご紹介します。
防犯カメラの価値を高めたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

□防犯カメラの映像には証拠能力がある?

防犯カメラの映像は証拠能力があるのでしょうか。
証拠能力とは証拠として利用できる資格があるかについて指します。
証拠能力の意味を正しく理解しておくことで、トラブル回避にもつながりますので、覚えておくことをおすすめします。

結論から述べると、民事訴訟であれば防犯カメラの映像も証拠として使用できます。
民事訴訟での証拠能力は、基本的にすべてのものに証拠能力が認められるため、防犯カメラの映像も証拠として使用することが可能です。

しかし、刑事訴訟の場合は全てのものを証拠として使用できるわけではありません。
つまり、刑事訴訟においては全てのものに証拠能力があるわけではないので、防犯カメラの映像を証拠能力があると認めてもらう必要があります。
しかし、多くの場合証明力が欠けているため、防犯カメラの映像は証拠として認められないことが多いです。

□証拠としての価値を高めるコツ

ここでは防犯カメラの映像を証拠として価値を高めるコツを3つご紹介します。

1つ目は、データを保存しておくことです。
防犯カメラの映像は撮影をストップしない限り、どんどん溜まっていきます。
膨大なデータを管理することは大変ですが、証拠として使える映像を見落としてしまっている可能性もありますので、誤って削除しないようにしましょう。

2つ目は、画質がいい防犯カメラを使用することです。
画質が悪ければ、不審者の顔を捉えても証拠として認められない場合があります。
できるだけ、画質のいい防犯カメラを使用することをおすすめします。

3つ目は、音声が録音できる防犯カメラを使用することです。
もし録音できていれば、映像だけではわかりにくい状況でも把握できる可能性があります。
また、音声で顔はわからなくても、性別などを確認できるので、おすすめです。

□まとめ

この記事では、防犯カメラの映像を証拠として使うコツをご紹介しました。
ちょっとした工夫で、映像を証拠として使用できる可能性が高まります。
万が一、犯罪行為が映っていたときに証拠として使用したいとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。