知っておきたい!防犯カメラの効果|プライバシーマスクって何?

2018/07/12

「防犯カメラをつけたいけれど、機能がありすぎてどれを選べばいいのかわからない!」
そんな皆さんに今回はカメラの様々機能についてご紹介します。
すでにたくさんの防犯カメラを調べていらっしゃる方も多いと思いますが、中でも【プライバシーマスク】という言葉を聞いたことがある方はいらっしゃいますか?
これはカメラの機能のひとつです。
どの防犯カメラにしようか迷われている方にぜひこの機能の有無を参考にしていただきたいです。

◇プライバシーマスク(privacy mask)
プライバシーマスクとは画像の表示や映像の録画をするときに特定の箇所をブロックまたはマスキングする機能です。
プライバシーマスクが施された箇所は防犯カメラの監視の対象の範囲外となります。そのためプライバシーエリアと認識されます。

プライバシーマスクの位置は、PTZカメラやPTZドームカメラの場合で例えカメラの向きを動かしてもマスクをした部分は座標系と一緒に移動するため、プライバシーエリアをそのまま保持することができます。
プライバシーマスク機能が搭載されたカメラによって、マスキングの色や隠せる個数は異なります。

◇どのようなときにこの機能をつかうの?
・オフィスにて
オフィスに防犯カメラを設置していて、パソコンの画面もカメラにうつりこむ場合、画面上をマスキングすることで、社内の重要機密を保持します。
・自宅にて
ご自宅の防犯用に屋外に設置したカメラであれば、どうしてもうつり込んでしまう近隣の家々をマスキングし、近隣トラブルを防ぎます。
・個人情報を扱う公共の場にて
ATMや出入り口など暗証番号などを入力するような作業を行う場所では手元をマスキングし、個人情報が漏洩しないようにします。

■ところでPTZカメラって何?
上記の説明の中にでてきたPTZカメラとは何なのか疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。PTZとは、「Pan Tilt Zoom」の略です。
それぞれ、
「Pan」カメラを水平方向に回転させる機能
「Tilt」カメラを垂直方向に回転させる機能
「Zoom」遠くにあるものを近くに拡大や縮小する機能
を意味しています。つまり、PTZ機能が搭載されているカメラは固定のカメラよりも広い視野での映像確認ができるということです。

防犯カメラをお探しなら、性能の説明書きなどに
「パン機能が~」や「チルト機能が~」などと当たり前のように書かれているため、
知っておくと、わかりやすいです。

いかがでしたか?
防犯カメラを設置する予定のところはどんなところなのか、そこにはどんな機能が必要なのか、よく検討した上で必要な機能を備えた防犯カメラを選びましょう!